前立腺肥大症、きつかわクリニックへ | 東京港区芝

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前立腺肥大症

前立腺肥大症とは?

イメージ写真 前立腺は男性特有の臓器で、膀胱と陰茎の間にある臓器で尿道をぐるりと取り囲むように存在しています。前立腺の形は栗のようで、その体積は40歳から50歳までは大凡20ccで安定しています。前立腺肥大症とは、前立腺が肥大し前立腺の筋肉が過剰に収縮することで尿道を圧迫し、尿が出にくくなる男性特有の排尿トラブルを引き起こす原因となった状態です。主な症状は、尿をする回数が多い(1日8回以上)、急に尿がしたくなって、我慢が難しい、我慢できずに尿をもらす、夜何度もトイレに行く、尿が出にくいなどです。日本の55歳以上の男性の2割、5人に1人に前立腺肥大の症状があることがわかっています。その割合は年齢と共に増加します。
前立腺が肥大するはっきりした原因はわかっていませんが、男性ホルモンの影響とも言われています。男性の頻尿の原因で一番一般的なのは、加齢による前立腺肥大症であると言われます。しかし前立腺が肥大しても症状がなければ、前立腺肥大症には当てはまりません。症状があって初めて前立腺肥大症として診断されます。進行性の病気ですが、致死的な病気ではありません。しかし頻尿で十分な睡眠がとれない、トイレが気になって仕事に支障がでるなど、御本人にしては非常に深刻な悩みです。下部尿路症状(LUTS)症状を苦痛に感じ、生活の質(QOL)の低下を感じたら泌尿器科専門医のきつかわクリニックでご相談ください。

前立腺肥大症の主な症状

前立腺が肥大すると、さまざまな排尿に関するトラブルがおこります。排尿障害による症状を下部尿路症状(LUTS)といい、排泄障害による閉塞症状、蓄尿障害による刺激症状からなります。

閉塞症状は膀胱排出閉塞(BOO)が原因で起きます。

排尿困難

おしっこをしようとしてトイレに入り、排尿できる状態になってもなかなか排尿できない状態を指します。 正常であれば数秒で排尿が始まりますが、排尿困難になると排尿の開始まで1分ほどかかるケースもあります。

腹圧排尿

おなかに力を入れないと尿が出ない状態をいいます。

残尿

排尿しても膀胱にまだ尿が残っている状態です。残尿があるとすっきりしないと感じ、残尿感があります。

溢流性尿失禁

排尿が終わったあとに尿がダラダラと漏れて下着を汚してしまいます。

尿線細小(尿勢低下)

前立腺が尿道を圧迫し、おしっこの線が細くなったり、尿線がバラバラになってちがう方向へ飛んでしまったりします。

尿線途絶

尿が途中で途切れることをさします。

尿線分裂

尿線が2本に分かれて排出される。


刺激症状は蓄尿障害による刺激からなります。代表的なものは、頻繁に尿意をもよおす頻尿です。


頻尿

昼間起きている間の尿の回数が異常に増える状態です。一日8回以上排尿のためにトイレに行く状態を指します。

夜間頻尿

就寝後に2回以上排尿のために起きる状態をいいます。

夜間頻尿について詳しくはこちら»

周囲か気づいてあげたい排尿症状とは?

排尿症状はご本人ではわかっていても、なかなか相談出来ない場合もあります。ご家族や周囲から気づいていあげることも大切です。


  • おしっこの回数が増えた
  • トイレに行くとなかなか戻ってこない
  • 就寝後にトイレに行く回数が増えた
  • トイレの音がなかなかしない
  • 下着が汚れることが多くなった
  • 便器が汚れることが多くなった
  • 休日に家にいることが多くなった
  • 時間がかる外出を避けるようになった

上記は、排尿障害のサインかもしれません。上記の様な症状があれば泌尿器科への受診をサポートしてください。

前立腺肥大症の検査の流れ

泌尿器科専門医のきつかわクリニックでの検査

1 問診表の記載と問診

どんな症状で困っているのかをお気軽にお話ください。
国際前立腺症状スコア(IPPS)という症状の程度を調べる質問票を使って、症状とその程度を点数化します。
IPSSテストをみる»

2 尿検査

尿の中の成分を測定して、尿路感染症、膀胱がん、尿路結石、糖尿病などの鑑別すべき疾患あるいは合併症の除外を行ないます。

3 採血検査

前立腺特異抗原(PSA)を測定して前立腺がんを除外します。男性型脱毛症で投薬を受けている患者さまは、数値が変化しているので注意が必要です。また、糖尿病や腎臓の機能の評価を行います。
「PSAが基準値を超えている!?」詳しくはこちら»

4 直腸診を含めた泌尿器科専門医による診察

前立腺がんや前立腺炎を除外する目的でおこないます。肛門から直腸に指を入れ、前立腺に触れ、前立腺の形や硬さ、痛みの有無を調べます。前立腺肥大症以外の疾患をチェックするのに重要な検査です。

5 尿流量測定、残尿測定

排尿状態を数値で評価します。トイレ型の検査機器に排尿すると、尿の出方がグラフで示され、尿の勢い(1秒間にどれくらいの尿が排出されるか)、排尿量、排尿時間などが自動的に数値化されて表示されます。
尿流量測定検査/残尿測定検査の詳しくはこちら»

6 前立腺超音波検査

前立腺体積や前立腺の形体を測定します。 正常な前立腺の大きさは20ml以下ですので、それ以上の大きさであると前立腺肥大症の疑いがあります。(経腹的に行う場合と、詳しく測定する場合は経直腸的に行います。)
前立腺超音波検査の詳しくはこちら»

その他患者さまによって行なう検査

排尿日誌

排尿日誌は、排尿した時刻とその時の排尿量を24時間自分で記録するもので、排尿回数や1回の排尿量、また昼夜別の尿量を正確に知ることができます。頻尿の原因を知るのに役立ちます。

尿流動態検査(圧尿流検査)

圧尿流検査は、尿道から膀胱にカテーテルを挿入して行なう検査です。膀胱に生理食塩水を注入し、膀胱の内圧を測定し膀胱の蓄尿機能を調べます。さらに膀胱が充満したら排尿して頂き、膀胱の収縮圧と尿流測定を同時に測定して、膀胱の排尿機能を調べる検査です。過活動膀胱の有無や膀胱容量などを知ることができます。また、膀胱の収縮力が正常かどうか、前立腺肥大による通過障害の有無や程度を評価できます。

膀胱尿道鏡検査

膀胱尿道鏡検査(膀胱・前立腺部尿道の観察)を行うこともあります。

痛みの少ない膀胱鏡検査はこちら»

前立腺肥大症の治療の治療について

前立腺肥大症の治療には、薬物治療、手術治療、保存治療の3つがあります。通常は、まず薬物治療が行われます。前立腺肥大症の薬物療法には、おもに「PDE5阻害薬」、「α1受容体遮断薬」、「5α還元酵素阻害薬」、「抗男性ホルモン薬」、「漢方薬、植物製剤」などがあります。血尿や尿路感染、尿閉、膀胱結石、腎機能障害などの前立腺肥大症による合併症がみられる場合やそれでも症状の改善が思うように得られない場合に限って手術やその他の治療法を考えるのが一般的です。前立腺肥大症の手術治療としては、最近新しい技術が開発され、様々な治療法がありますが、内視鏡手術が標準的な手術として行われます。
港区きつかわクリニックでは、薬物療法を主に行なっております。手術が必要と判断した場合は、ご希望を伺いながら治療施設にご紹介をさせて頂きます。手術後のフォローアップは駅前で通院しやすいきつかわクリニックで継続できます。

泌尿器科専門医のきつかわクリニックで行っている治療

1)生活指導と経過観察

生活指導は前立腺肥大の薬物療法と併用して行ないます。また、軽症の患者さんでは生活指導と経過観察を組み合わせるのも治療の選択肢です。散歩や体操などの運動指導、飲水量と飲水のタイミングなどの指導を行なう飲水指導、便秘や刺激の強い食べ物を避ける食事栄養指導など総合的な生活指導を行なっております。また、排尿のトレーニングを行なう行動療法も取り入れ、薬だけに頼らない方法を患者さんと一緒に考えて治療を行なっております。症状悪化や合併症がみられるときは速やかに適切な治療に入れるように経過観察をいたします。
東京都心のビジネス街にあるきつかわクリニックでは、仕事で忙しく生活のリズムの崩れからくる頻尿もあり、生活指導、行動療法にも重点を置きながら診療をすすめております。

2)薬物治療

重症度が軽症から中等症の患者さんが適応となります。前立腺肥大の治療には大きく分けて2種類の薬剤が広く用いられます。前立腺平滑筋を弛緩し(緩め)尿道の圧迫を解除して、尿を通りやすくする薬剤と前立腺を小さくして、前立腺肥大による尿道の物理的な圧迫を軽減する薬剤です。前立腺の肥大には男性ホルモンが関与していますが、この男性ホルモンの前立腺に対する作用を抑えることにより、前立腺は縮小します。

●PDE5阻害薬

前立腺、周囲の血流および酸素供給を増加させ、前立腺の筋肉を弛緩させることによって前立腺肥大症に伴う排尿障害の症状が緩和されると考えられています。欧米では前立腺肥大症治療の主流となっています。

詳しくは 前立腺肥大症治療薬 > PDE5阻害薬の項をご覧ください。»
●α1受容体遮断薬

膀胱頚部、前立腺の平滑筋弛緩により排尿状態を改善し、膀胱刺激症状を緩和します。比較的効果発現が早く、中長期の効果もあります。立ちくらみや眩暈のあるお薬や、射精障害、鼻炎症状を引き起こしたりする薬もあり、患者さんの年齢や生活習慣などをお聞きしながら、数ある内服薬から副作用の少ない効果の期待できる薬を選択しています。

●5α還元酵素阻害薬

前立腺肥大症の発症と進行に関連する男性ホルモン(ジヒドロテストステロン)の産生を抑制し、肥大した前立腺を小さくすることで排尿障害・蓄尿障害を緩和します。効果発現に時間はかかります。治療前と治療後を比較すると30%前立腺を小さくすることができます。α-ブロッカーと組み合わせて治療を開始します。

詳しくは 前立腺肥大症治療薬 > 5α還元酵素阻害薬(アボルブ)の項目をご覧ください。»
●抗男性ホルモン薬

前立腺容積の縮小が期待できます。効果発現までに時間がかかります。最近では、5α還元酵素阻害薬の登場にて使用頻度は下がっております。

●漢方薬、植物製剤

これらの薬は症状をやわらげるために使われます。一般的に副作用は少ないですが、効き目もゆるやかにあらわれます。薬の効果は症状が軽いほど高く、治療せずに放置して悪化すると、薬物療法では症状が改善されない場合もあります。お悩みでしたら、軽度でもお気軽に港区泌尿器科専門医のきつかわクリニックでご相談ください。

3)尿道ステント(urethral stent)

前立腺により圧迫された尿道にステントという筒状のものを留置する方法で、内視鏡操作で行います。侵襲は低く、安全性も高いです。長期間になると入れ替えが必要となり、入れ替え時に合併症も多いため手術を受けたいが、直ぐに手術を受ける時間を作れない方や、切る手術は不安だと思っている患者さまなどに留置を検討いたします。

最後に

きつかわクリニックでは、前立腺肥大症に対して生活習慣指導や薬物治療を中止とした治療を行ないながら出来るだけ手術を回避できるよう治療を行なっております。治療を行なっても改善が見られない場合は、充実した医療連携にて安全に安心して手術を受けられる連携体制を構築しております。前立腺肥大症かなと思ったら、港区泌尿器科専門医であるきつかわクリニックで、一度、ご相談ください。


2013年8月作成 2018年2月28日最終更新

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※診療時間内であっても受付時間が午後6時を過ぎると、
夜間加算として約150円(3割負担の場合)ほどかかります。

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