痛みの少ない血尿検査 膀胱内視鏡検査|きつかわクリニック 東京 港区 田町

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痛みの少ない
膀胱鏡検査

痛みの少ない膀胱内視鏡検査(膀胱鏡検査)

イメージ図目で見て明らかに血液が混ざっている尿を肉眼的血尿といいます。ときにピンク色であったり、コーヒーやコーラ色の尿であったりさまざまです。痛みのない肉眼的血尿は膀胱がんや腎盂・尿管がんの特徴的な症状で、膀胱や上部尿路をよく検査する必要があります。
特に肉眼的血尿の場合、特に膀胱の内を内視鏡で観察することにより、小さな膀胱がんを検出てきたり血尿が左右どちら側の腎臓からでているのかを特定できる可能性があります。また、尿の出口から膀胱までの間の尿道、前立腺も観察できるので尿道内や前立腺の異常も検出できることがあります。
痛くない血尿が出た場合は、膀胱鏡検査が必要ですが一昔前は直径6㎜、長さ30㎝位の金属の棒を尿道の出口から挿入する検査で痛い検査でした。きつかわクリニックではオリンパス社製の細径ファイバー軟性膀胱鏡を導入しておりますので、より痛みの少ない検査が可能です。無症状の血尿が出た場合は、泌尿器科専門医のきつかわクリニックにご相談ください。

膀胱鏡検査の適応

  • 肉眼的な血尿が出た、あるいは顕微鏡的な血尿を指摘されたなどの血尿精査
  • 膀胱内の病変が疑われる
  • 排尿障害の原因の検索
  • 下腹部の痛みの原因の検索

などの理由により、膀胱鏡検査を行ないます。また、膀胱がん診断においては非常に重要な検査となります。血尿を認めた場合や上記の様な症状がある場合は、是非、泌尿器科専門施設での膀胱鏡検査をお勧めします。

痛みの少ない膀胱鏡検査とは

膀胱内の病変の判断には、より優れた泌尿器科専門医の知識と経験が必要となります。膀胱上皮内がんや間質性膀胱炎の患者さまの診断と治療を多く経験している必要があります。
胃カメラや消化管内視鏡とは異なり、膀胱の病気や前立腺の病気では痛みの出るポイントや位置が診断にあたり非常に重要です。無痛膀胱鏡検査の場合は、内視鏡検査時の疾患特有の痛みを見逃す可能性があり、全国ほとんどの泌尿器科専門医の在籍する施設で無痛膀胱鏡検査が行なわれていない理由です。
膀胱鏡検査は、検査のタイミングや挿入操作の方法の工夫で、より痛みの少ない内視鏡検査が可能です。院長の吉川医師は、15年以上前より膀胱鏡検査時の疼痛についての研究を行ない、様々な学会で発表しております。実際、きつかわクリニックで使用しているオリンパスCYF‐VA2膀胱内視鏡で検査を受けた患者さまに、検査の痛みの調査したところ(0mmを無痛、100mmを激痛として記載)、女性では0-10mm、男性では20-30mmでした。(第95回泌尿器科学会総会、第72回泌尿器科東部総会にて発表。)


図1

グラフでもお分かりいただける様に、一部やはり痛みを感じられる患者さまが少なからずいらっしゃいます。現在では、機材、挿入技術の進歩にてその痛みも軽度であり、術後にはほぼ消失して痛み止めを希望される患者さんはおりません。

膀胱内視鏡システムについて

きつかわクリニックの内視鏡システムの光学装置はクリニックモデルではなく、がん有明病院で使用されている光学機器と同機種を導入しておりますので明るい画像をハイビジョン対応モニターで確認できより詳細な観察が可能です。
また、従来の膀胱鏡は小さな腫瘍、特に平坦型の腫瘍(上皮内がん)の検出は得意ではなく内視鏡術者の経験が必要でした。そこで港区きつかわクリニックでは、より精密な診断が可能な次世代の膀胱鏡検査であるシステムNBI(狭帯域光観察)を搭載したモデルを採用しております。NBI(Narrow Band Imaging)システムは、表層の粘膜肥厚や癌の増殖に伴う血管新生の様子を観察しやすく、通常の膀胱鏡観察では異常所見なしと判断されるような病変の検出が可能となっています。
泌尿器科専門医のきつかわクリニックでは、麻酔薬を含んだ潤滑剤を十分に使用し、痛みの出にくい挿入方法により、より痛みの少ない検査と共に、これら最新膀胱鏡を用いて、より正確に、より早期に膀胱がんを見つけることを心がけております。また、がん治療専門医の行なう最新膀胱鏡は治療においても有効であると考えられ、今後、再発の早期発見でがんの進行の防止にお役立ていただければと考えております。

きつかわクリニックでの膀胱鏡検査の流れ

1 説明とお着替え

診察室にて膀胱鏡について説明があります。その後、検査室に移動していただき、検査着に着替えて頂きます。

2 準備

膀胱鏡用のベッドに仰向けにて寝ていただきます。男性の場合はそのまま、女性の場合は少し脚を開いて寝ていただき、外尿道口を消毒します。 デリケートな部分ですので、刺激の少ない消毒液を用いております。

3 膀胱鏡検査

潤滑剤を十分使用しながら内視鏡を尿道、膀胱に挿入していきます。この段階で違和感がある方が最も多く、痛みの出ないように挿入します。
膀胱内に内視鏡が到達したら、生理食塩水を充満させて十分観察します。
所定の手順に沿って膀胱内を観察していきます。
手順通りに観察することにより、疾患の見落としが無くなります。
膀胱内の観察ポイントは決まっておりますので、特殊な場合をのぞき通常、2分~5分程度で十分観察が終了いたします。

4 前立腺、尿道部の観察

膀胱内の観察が終われば、最後に抜きながら前立腺や尿道を観察して終了となります。

5 お着替えと排尿

検査後、お着替えをしていただきトイレで排尿していただきます。
排尿時の痛みや術後の出血の無いことを確認いたします。

6 検査結果の説明

検査結果の説明は、当日検査後直すに行ないます。電子カルテで撮影した膀胱内写真を供覧しながら説明いたします。
過去に当院で、膀胱鏡検査を行なっていただいている患者さんは、過去の画像と比較しながら現状の評価を行ないます。

きつかわクリニックでは、腫瘍が疑われる場合には組織を採取して生検も行えますが、膀胱鏡検査時の施行は推奨しておりません。 がんであった場合は、周りの組織を十分に切除、焼灼する必要があり治療に支障を来たすこと、膀胱は内部に尿があり、また収縮する臓器であるため外来で容易な生検を行なうと術後出血で尿閉となり、患者さんが苦しい思いをしたり緊急手術のリスクを伴うことがあるためです。組織検査は十分な準備の後に行なうことをおすすめしております。


膀胱鏡検査のポイント!

膀胱鏡検査は、血尿の診断には非常に重要な検査です。
しかしながら外来にて日帰りで行える検査なので予約の必要もありません。
また、事前物品等などの販売もありませんので取消・変更料などもかかりません。
血尿がある場合は、悩まず泌尿器科きつかわクリニックにご相談ください。
がん治療専門医のきつかわクリニックでは痛みの少ない膀胱鏡検査を安心してお受けいただけます。


2013年8月作成 2018年3月20日最終更新

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