過活動膀胱の検査や治療と方法について|新橋 三田 泌尿器科きつかわクリニック

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過活動膀胱
(検査と治療)

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過活動膀胱は、OABとも呼ばれています。頻尿と突然の我慢できない尿意を感じる、昼夜をとわず常に尿意を感じ、また、我慢できず少し尿を漏らした経験があるかもしれません。ここでは、過活動膀胱の診断と検査、治療について詳しく説明しています。

過活動膀胱の診断

異常な尿意に対しては、尿検査により尿路感染(膀胱炎や前立腺炎など)の否定や尿潜血の有無などの確認をします。また、排尿後に膀胱内に残尿が残っているか否かも確認をしていきます。年齢にもよりますが、中高年の患者さまでは悪性疾患や他の疾患の除外も重要となります。

1 問診

過活動膀胱の診断では重要な診断要素になります。OABSSと呼ばれる問診票は、診断にも用いますが治療の効果判定にも用いられます。

2 排尿日記

重要な診断の助けとなるため、再診時に記載をおねがいすることが多いです。
排尿日誌について詳しくはこちら»

3 診察

男性の方の直腸診や女性の場合は骨盤の型や感覚、異常な圧痛など触診で確認していきます。

4 尿検査

検尿検査:尿中に出血がないか、炎症の所見がないかを確認していきます。顕微鏡的ない血尿がある場合や炎症の所見がある場合はさらに詳しい尿検査を行います。
尿細胞診検査:尿中に浮遊している細胞をみる検査です。超音波検査などで見つけにくい膀胱上皮内がんを鑑別するのに重要な検査となります。尿潜血があり頻尿がある多くの場合は施行されます。

5 膀胱超音波検査

尿路結石や膀胱腫瘍の除外のため必ず行う検査となります。さらに男性の場合は前立腺肥大症の有無、女性の場合は子宮と膀胱の関係などの確認を行います。

6 膀胱機能検査(ウロダイナミックススタディ)

膀胱の機能を確認する検査です。
尿流測定検査:排尿の状態をグラフ化する検査です。通常のトイレの感覚で、排尿するだけで測定が出来ます。
残尿測定検査:排尿後に膀胱内に残りがないかを確認する検査です。通常は、お腹の上から超音波検査装置を使い簡易的に測定できます。
膀胱内圧測定:膀胱内圧測定は、膀胱内の圧力を測定する検査です。細いチューブ(カテーテル)を使います。膀胱ないに圧力測定センサーがついたカテーテルを挿入し、直腸にもカテーテルを挿入します。
膀胱内に生理食食塩水を注入しながら膀胱内の圧力を測定していきます。不随意筋収縮を確認したり、膀胱の硬さを測定することもできます。


これらの検査の組み合わせと問診により過活動膀胱の診断をしていきます。

過動性膀胱の治療

頻尿で生活の質が低下する過活動膀胱ですが、最も最初に行わる治療は生活習慣の見直しや行動療法です。若年女性や高齢者では内服薬では副作用の心配がありますが、行動療法はだたしく行えば副作用がなく、手術や他の治療のように侵襲もなくすぐにはじめられるのが特徴です。内服薬は抗コリン薬やβ3作動薬が、手術では仙骨神経刺激療法やボツリヌス毒素(ボトックス®)膀胱壁内注入療法があり治療は多岐に渡ります。

生活習慣の見直しによる治療

飲み物や食べもの見直し

減塩やカフェインを多く含む飲み物の制限やアルコールの制限は過活動膀胱の症状を緩和する要因となります。

減量

メタボリックシンドロームによる内臓の過剰な蓄積で腹圧性尿失禁のリスクが高くなるばかりではなく、全身性炎症を引き起こし過活動膀胱の誘因の可能性が指摘されています。体重の5-10%の減量で切迫性尿失禁の改善も報告され適度な減量が治療となる場合があります。

便秘の解消

便が大腸に溜まっていると膀胱機能が不安定になり、それが原因となることもあります。

行動療法による治療

飲水制限

過剰な飲水は頻尿をはじめとしたOABの要因となります。排尿日記にて明らかに飲水が多い場合は、飲水量の制限で症状の改善に至る場合もあります。

骨盤底筋体操

骨盤底の筋肉の運動をします。骨盤底の筋肉と尿括約筋を締める体操を毎日行います。骨盤底筋への神経刺激と筋力増加が期待できます。

バイオフィードバックによる骨盤底筋トレーニング

骨盤底筋の運動を腹筋の運動をセンサーにより視覚化します。グラフ化された御自身の筋肉の動きを視覚で捉えより正確な骨盤の運動を習得していきます。

膀胱訓練

排尿したいという衝動を回避するには訓練することが必要です。排尿の我慢を少しずつ継続していきます。定期的なトレーニングで機能的な膀胱の容量を増やすことができます。ただし、残尿量が増加するリスクもあり定期的な排尿検査が必要になります。

骨盤底刺激療法

骨盤底筋やその神経をを、刺激する治療方法になります。骨盤底筋体操や青竹ふみなどもこれに入ります。
医療機器として認可されている、ニコウエーブ(磁気刺激装置)が治療に用いられます。また、腹圧性尿失禁が混在している場合は、ウロマスター(干渉低周波)も治療に用いることが出来ます。

その他、PowerPlate®による骨盤底筋エクササイズやPfilAtes™(ピフィラティス)による骨盤底筋エクササイズなども行われています。

薬物療法

膀胱を弛緩させる薬物が用いられています。これらの薬の副作用ではドライアイと口喝です。もう一つの潜在的副作用が便秘ですが、便秘は排尿症状を悪化させることが知られています。
現在では多くの薬が発売されており薬により効果と副作用がことなるため、患者さんと相談しながら内服薬を選択してきます。また、残尿量が増える薬もあり定期的な排尿と残尿のチェックが必要となります。

・トルテロジン酒石酸塩(デトルシトール)
・オキシブチニン塩酸塩(ポラキス)
・ソリフェナシン(ベシケア)
・フェソテロジンフマル酸塩 (トビエース)
・オキシブチニン(ネオキシテープ)
・ミラベグロン (ベタニス)
・ビベグロン(ベオーバ)

手術療法

ボツリヌス毒素(ボトックス®)膀胱壁内注入療法

ボツリヌス毒素製剤を膀胱の筋肉に小分けで少量ずつ注入していきます。20か所の注射で膀胱の筋肉を弛緩させます。高度の失禁には非常に有効です。一般に6ヵ月以上効果が続きますが、効果が切れるため繰り返し治療が必要となります。副作用は、尿路感染症と尿閉があります。尿閉が起こった場合、自分でカテーテルを挿入する必要があります。

仙骨神経刺激療法(SNM)

心臓ペースメーカのような神経刺激装置を体内に植込みます。この為の手術が必要です。排尿に関連する仙骨神経へ持続的に電気刺激を与えることによって、過活動膀胱の症状の改善を図る治療法です。

最後に

過活動膀胱の診断は、多くの患者さんで侵襲のすくない検査で可能です。現在では、生活習慣の改善や行動療法、内服薬も何種類もあり仙骨神経刺激療法やボツリヌス毒素(ボトックス®)膀胱壁内注入療法などの治療も保険適応となっています。頻尿や尿漏れがあり、ご自身で気になりだしたら早めに泌尿器科で受診されることをおすすめします。



きつかわクリニック 泌尿器科専門医 吉川慎一



過活動膀胱の症状と原因について詳しくはこちら»
きつかわクリニックでの検査と治療について詳しくはこちら»

2013年8月作成 最終更新 2021年7月21日

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