尿路結石症

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尿路結石症

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いわゆる結石が腎臓ででき、腎杯や腎盂、尿管、膀胱と呼ばれる尿路を下降していきます。結石の存在する位置により腎結石、尿管結石、膀胱結石などと呼ばれます。尿路結石は中年以上の成人および男性で比較的多くみられ、生涯のうちに尿管結石にかかる確率は、男性で7人に1人、女性で15人に1人といわれています。結石の大きさは、眼では見えないほど小さいものから、2cm以上のものまで患者さんにより様々です。腎臓の中をほぼ塞ぐようなサンゴ状結石と呼ばれる大きな結石もありましたが、検診などの普及により頻度は少なくなっています。結石の疝痛発作(せんつう)の痛みは、かなり辛く救急車で病院に搬送されるケースも少なくありません。

尿路結石の成分と原因

尿路結石の約85%がカルシウムからなります。最も多いのはシュウ酸カルシウムで、リン酸カルシウムも比較的多く見られます。残りの結石は尿酸、シスチン、ストルバイトなどの様々な物質で構成されています。
結石は核となる塩類で尿が過飽和状態になり析出結石が形成されます。結石の形成を阻害する物質が尿中で不足した場合や水分やカルシウムの摂取が不十分な人で比較的多くみられます。また副甲状腺機能亢進症や尿細管性アシドーシスなどの疾患がある人などにもみられます。

尿路結石の部位による分類

尿路結石の部位による分類

結石の存在する位置により腎結石、尿管結石、膀胱結石、尿道結石と呼ばれます。
尿路結石が腎臓の内部(腎盂、腎杯)にとどまっている場合は「腎結石(図①)」。
腎臓からでて腎盂尿管移行部から尿管膀胱移行部までの間にとどまっている場合は「尿管結石(図②)」。
膀胱内に結石がある場合は「膀胱結石(図③)」。
膀胱より下部、前立腺尿道部から外尿道口までの間にとどまっている場合は「尿道結石(図④)」。
結石の存在する位置により呼び方が異なります。

尿路結石の症状

尿路結石の症状は、結石が尿路で嵌頓する(途中で詰まる)ことにより腎臓で作られた尿の流れがわるくなり腎臓や尿管を包んでいる膜が伸展することで痛みを発生します。そのため腎臓~尿管までの間、どの部位に結石があっても背中から脇腹、下腹部にかけての痛みとなり、尿路結石で特有の症状となります。また、腹膜が刺激されるため尿とは関係のない症状ですが、嘔気や嘔吐を伴う事があります。さらに結石が腎盂や尿管などを傷つけたりすることで、出血し血尿が見られます。

尿路結石の診断と検査

尿路結石の症状は血尿や疼痛です。疼痛の部位の血尿の具合により初めから尿路結石を疑って検査を進める場合と、偶発的に結石を認める場合があります。ここでは港区泌尿器科専門医のきつかわクリニックでの尿路結石を疑って検査を進める場合ついてご紹介します。

1.問診

痛みの出た様子、持続時間、血尿の有無、これまでの検診結果などについて伺います。

2.尿検査

肉眼的な血尿(目で見えて赤い尿)が出ている場合でなくても、顕微鏡的に血尿を認めることが多いです。 膀胱炎や腎盂腎炎などの炎症性疾患の除外を行ないます。肉眼的な血尿がある場合は、尿路上皮癌などの除外も行ないます。

3.超音波検査

腹部超音波検査で膀胱と膀胱周囲の尿管、左右の腎臓、上部の尿管などをチェックします。痛みを伴っている場合は、尿路が閉塞している所見が得られることが多いです。小さな石灰化や結石を認める場合は、尿路結石と診断されます。

4.採血検査

超音波検査などにて腎臓に負担がかかっている所見がある場合や熱発を伴っている場合は、腎機能の評価と炎症反応の確認のため採血を行ないます。採血は必修項目ではありませんので、医師が必要性を認めたときに行なっております。また、50歳以上の患者さんで血尿が見られる場合は前立腺がんの除外目的に腫瘍マーカーの採血を行なう場合もあります。

5.CT検査

これまで結石の既往のない患者さん(初めて結石を疑われる方)には、CT検査による腹部検査を行ないます。CTでは結石の部位、大きさを定量的に評価ができます。また、肉眼的血尿がみられる場合は造影検査を併用して尿路上皮癌や腎癌の除外を合わせて行ないます。当院では連携施設に依頼をしてCT撮影を行なっております。予約制でスムーズな連携体制を整えております。

6.レントゲン検査

レントゲン検査で診断を確定できることは多くはありません。レントゲン陰性結石(レントゲンに写らない尿路結石)が30%以上見られることより、泌尿器科専門医のきつかわクリニックでは経過観察に撮影することがある程度です。定期的にレントゲン検査をおこなって経過観察を推奨している施設もありますが、レントゲン検査によって結石の排石時期の予測は出来ません。

尿路結石の診断がついた場合は、その大きさと部位により治療を検討します。大きさが大きくない場合は経過観察となります。泌尿器科専門医の港区きつかわクリニックでは、尿検査での血尿の変化と超音波検査にて腎臓への負担具合を確認しながら経過観察を行ないます。

尿路結石の治療

自然排石を期待した経過観察

尿路結石は自然に排石することが知られています。自然に排石できる結石の大きさは7-8mm以下と言われております。CT検査や超音波検査にて正確に結石のサイズを確認していますので、大きい結石に関しては時期をみて砕石術をお勧めします。自然排石可能な結石に関しましては、内服薬を併用しながら経過観察します。ただし、頻回に疼痛発作を繰り返す場合や超音波で腎臓に持続的に負担がかかっている場合は砕石術をお勧めします。
小さな結石でも途中でひっかかってしまうと出ない場合もあり、放置すると腎機能に影響がでます。腎機能保護の観点からも定期的なレントゲン検査ではなく、超音波検査、尿検査を行ない安心して経過観察が行える診療を提供しております。

尿路結石砕石術

尿路結石術には大きく2種類があります。レントゲンを使って結石を確認しながら体外衝撃波結石破砕装置を用い体の外から結石を砕石する方法と、内視鏡で結石を確認しながら砕石を行なう鏡視下砕石術があります。体外衝撃波による砕石は、外来や短期の入院で行なわれている事が多いですが、鏡視下砕石術は多くの場合は麻酔が必要で、入院で行なわれます。結石の部位や結石の大きさにより推奨される砕石方法が異なるため、ガイドラインの基準に従い最適な治療施設へ医療連携を通してご紹介しています。

尿路結石の予防

今は成人病の一つとして体脂肪率が高い方は結石になりやすい傾向があり、尿路結石はメタボリックシンドロームの危険因子ともいわれます。尿路結石は夜間に作られると昔から言われています。食べ過ぎ、飲み過ぎ、夜型の食生活は、尿路結石の要因でもあります。夕食は就寝の4時間前、少なくとも2時間前に済ませ、再発しやすい人は飲水量を増やしましょう。尿はお酒を飲んだときも酸性に傾き、尿酸結石やシュウ酸カルシウム結石ができやすくなります。尿の酸性度を保つため食事やおつまみは肉や魚に偏らず、野菜を含めてバランスよく、お酒はほどほどの量にしましょう。また、塩分の摂取量が多いと尿中のカルシウムの量が増え、結石ができる危険因子の一つになります。塩分は控えめを心がけましょう。結石の成分がわかればより詳しい予防方法を検討ができます。もし結石が出たのを自覚されたら出来るだけ結石を持参し成分分析を行ない再発予防につなげましょう。
港区きつかわクリニックでは、結石予防に関する食事療法を管理栄養士が担当しています。

尿路結石は、治療しても再発を繰り返す人がいます。結石の原因はカルシウム含有結石が最も多く、再発する人の約半数からカルシウムや尿酸の代謝障害が見つかることもあります。また、閉経後の女性で結石を繰り返す場合は副甲状腺(上皮小体)機能亢進症の可能性もあります。50歳以上の女性の1000人に1人くらいの頻度で、尿路結石の方の5%前後での見つかる病気です。血液中のカルシウムの値が高い方は副甲状腺ホルモンの値を測ることをお勧めしています。再発する場合は、原因になっている病気を調べて治療することや、結石の成分を調べることが大事です。

尿路結石症でよくある質問

尿管結石では、どんな時に痛くなる?

尿管結石があれば常に痛いというわけではなく、発作がおさまっているときは症状なく過ごせます。症状が消えたからといって、必ずしも結石はなくなったとはいえないので、注意が必要です。尿管結石などで尿管がつまり、腎臓からの尿がスムーズに流れずに貯まってしまう状態を水腎症といいますが、水腎症が長く続くと腎臓は徐々に萎縮し小さくなり、尿を作る機能が無くなっていきます。一度その様になってしまうと腎臓を元に戻すことはできなくなってしまいます。痛みが無くなったからと放置せずに、結石がきちんと無くなっているかを確認することが必要です。

結石を溶かす薬は?

薬で溶かせないの?という質問を時々頂きますが、基本的にはありません、とお答えしています。最も多いカルシウム結石は、基本的には溶けません。シスチン結石などにおいては溶解薬がありますが、現在体内にある結石がどの成分かを正確に推測することは難しい場合がほとんどです。同じような結石の既往などで判断するしかありませんが、正確に判断するには排出された結石の成分を分析しないとわかりませんので、原則としては薬で溶かすことはできないと考えてよいと思います。

再発しやすいのですか?

尿管結石は再発しやすい病気です。一度、尿管結石になったあと5年以内に再発する確率は50%と言われています。しょっちゅう繰り返す場合は、原因となる基礎疾患がないか、生活習慣に問題がないかなどをチェックし、再発を予防します。

尿管結石の予防は?

まずは尿管結石を起こしやすい基礎疾患や内服薬がないかをチェックします。生活習慣では、何より水分を普段からしっかり摂取することが必須です。1日に1.2L以上摂取するようにと言われています。脱水状態を防ぐことで結石による痛みの予防にもつながります。 きつかわクリニックでは詳しい食事指導も行なっております。


2018年2月11日作成 最終更新 2021年7月2日

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