女性医師 | 腹圧性尿失禁 |東京泌尿器科専門医 | 田町きつかわクリニック

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女性の腹圧性尿失禁

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ここでは女性泌尿器科専門医からみた女性の腹圧性尿失禁について説明したいと思います。腹圧性尿失禁は加齢、肥満などの体重増加、妊娠・出産などにより、尿道や骨盤周辺の靭帯など支えが弱くなることで起こるとされています。出産を契機に発症したらり、閉経を期に発症するかたもいらっしゃます。国内の報告では、40歳以上女性の22%にあるとされています。

腹圧性尿失禁の症状

お腹に力が入ったときに尿がもれるという症状です。具体的には、咳やくしゃみ、ふと笑った時、子供の抱っこや重い荷物を持った時、走る、ジャンプする、テニスなどの運動が挙げられます。パットは使わないもなにかの拍子に少し漏れてしまう軽い方から、重症の方では、ただ歩くだけでも尿がもれるという方もいらっしゃいます。

女性医師による尿腹圧性尿失禁の診察・検査

医師による問診・質問

医師による直接の問診や質問票で排尿状態の評価を行います。また、症状に影響する可能性もあるため、泌尿器科以外の疾患の治療状況や内服薬なども確認します。

内診台での診察

尿の出口に異常がないか、腟に骨盤臓器脱などの異常がないかをまずみます。次に咳をしてもらい尿もれが起こるかを診察します、また、内診を行い尿道の支えの状況などの評価を行います。今後の治療を考慮し、骨盤底筋収縮の動きが間違っていないか、また、骨盤底筋の収縮力の内診を行いながら評価いたします。(きつかわクリニックでは、男性医師はこのパートを担当せず骨盤ケア外来での女性看護師による評価あるいは女性医師による評価を行っております。)

尿検査/超音波検査

尿検査や超音波検査などで癌や結石など、排尿状況に影響する疾患の有無の確認をします。

排尿記録/パッドテスト

ご自宅や職場などで排尿記録や尿もれを評価するパッドテストを行い、排尿状況の確認をします。外出時や通勤時も含め、通常の生活での記録をお願いしています。
排尿日誌について詳しくはこちら»



当院では行っていませんが、評価のために、尿もれの瞬間を画像検査で記録することもあります。膀胱尿道造影検査という、尿の出口から造影剤という薬を膀胱に入れたうえで、レントゲン室で咳をしたり、いきんでもらったりして尿もれの状況を評価します。また、尿道・膀胱に薬を注入する必要のない、MRI検査で評価を行う施設もあります。

腹圧性尿失禁の治療

当院では治療ガイドラインに掲載のある治療を中心に行います。
まず、尿もれがあっても頻度が数か月に1回など少ない場合など、ご本人がお困りでない場合は治療開始せず、予防対策などのみご説明します。

減量(ダイエット)

肥満傾向にある方は減量をおすすめします。減量することで、尿もれだけではなく、内科疾患や整形外科疾患も改善することが多いので、まずはお勧めします。

骨盤底筋トレーニング

腟トレと言われることもあります。ほぼ必須です。気になる副作用もなく、改善効果も証明されています。 骨盤底筋トレーニングは、各種ウェブサイトや雑誌、テレビなどでも取り上げられるため、尿もれを気にされている方はすでに自分でチャレンジしてから、ご来院されることが多いです。しかしながら、医師や看護師が骨盤底筋収縮の動きを確認させていただくと、収縮の動きを間違っている方が多く、逆効果になっている方が大変多いです。
当院では医師・看護師による直接指導をはじめ、マイオトラックという保険診療内で検査評価可能な筋電計を用い正しい収縮方法をお伝えします。また、診察で医師が必要と判断した場合は、個別での骨盤底筋ケアを行っております。

干渉波治療

当院では骨盤底筋専用の干渉波治療器を取り扱っており、保険適応で治療いただけます。骨盤底筋・神経などに刺激を与えることで効果を発揮します。保険適応範囲は、最初は3週間に6回を限度、その後は2週間に1回を限度となります。
干渉波治療器(ウロマスター)について詳しくはこちら»

内服薬

内服期間中のみの効果で、個人差はありますが、内服薬で症状が軽減されることもあります。また、漢方薬を処方することもあります。

手術療法

当院では行っておりませんが、保存的治療で症状が改善しなかった患者さんには、保険診療の手術可能な施設をご紹介させていただいています。手術のための入院は2-4日程度であることが多いですが、術後重いものを持たない、走る・自転車に乗るなどの運動をしない等、腹圧のかからない生活を約1か月半の間、求められるため、それが可能な時期に手術を考えることになります。
腹圧性尿失禁の手術療法について詳しくはこちら»



きつかわクリニック 泌尿器科専門医 藤﨑章子



2022年3月作成 2022年3月9日最終更新

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