梅毒

外来受付時間
8:30~12:20 radio_button_unchecked radio_button_unchecked radio_button_unchecked radio_button_unchecked radio_button_unchecked remove remove
14:20~18:00 radio_button_unchecked radio_button_unchecked radio_button_unchecked radio_button_unchecked radio_button_unchecked remove remove
phone_androidお電話はこちらから

TEL


star休診日/土日祝
臨時休診がありますのでおしらせ欄でご確認ください。

梅毒

梅毒とは

イメージ写真 梅毒は梅毒トレポネ−マの感染による病気です。感染者との粘膜の接触を伴う性行為や疑似性行為で感染する感染症です。治療薬であるペニシリンが発見されるまでは、不治の病として恐れられていた病気でした。
しかし現在では早期治療すれば完治できる病気ですが、進行すると日常生活ができない程の症状が出る恐ろしい病気です。早期発見、早期治療を心がけましょう。

梅毒の症状

梅毒に感染後3~6週間程度の潜伏期間があります。その後経時的に様々な症状が出現します。しばらくすると症状が軽快する時期があり、なかなか気がつくことができません。そのため発見が遅れ、症状が進行する恐ろしい病気です。

早期顕症梅毒 第I期

感染後約3週間後に梅毒トレポネーマが進入した局所に、初期硬結や硬性下疳(潰瘍)と呼ばれる性器の皮膚の症状が現れます。痛みのない鼠径部のリンパ節の腫れを伴うこともあります。治療せず放置しても、数週間で症状は消失します。

早期顕症梅毒 第II期梅毒

第I期梅毒の症状が一旦消失し、4~10週間の潜伏期間をあけて手掌・足底を含む全身の皮疹や粘膜疹、扁平コンジローマや梅毒性脱毛が見られます。発熱、倦怠感等の全身症状に加えさまざまな症状が出現することがあります。第I期梅毒と同様に数週間~数か月間放置しても症状は軽快します。髄膜炎や眼症状などの脳神経症状を示す場合もあります。

晩期顕症梅毒

適切な治療を行なわなかった場合、約1/3の患者さんで晩期症状が起こってきます。数年~数十年の経過から、ゴム腫と呼ばれる皮膚症状や、進行性の大動脈拡張を主体とする心血管梅毒や進行麻痺、脊髄癆等の神経梅毒に進行します。


梅毒かな?と思った時のポイント

梅毒は症状が出ていなくても、感染機会から1か月以上経過していれば検査を行うことが出来ます。 危険行為があった場合は、1か月程度の期間を空けて検査機関を受診して検査をうけましょう。
まず定性検査がなされ、RPR/TPHAの定性検査でいずれか陽性の場合、定量検査を行い診断の確定を行います。きつかわクリニックではPRPとTPHAの定性検査までを担当し、陽性で治療が必要な患者さまは医療連携にて基幹病院にご紹介させて頂いております。

梅毒の治療

これまで日本では、経口合成ペニシリン剤を長期間(第I期で2~4週間、第II期で4~8週間)内服することが推奨されています。神経梅毒の場合にはベンジルペニシリンカリウムの点滴静注を10~14日間、もしくはセフトリアキソン(1日1g)の点滴が14日間必要でした。 しかし国内で神経梅毒を除く梅毒に対して、ベンジルペニシリン持続性筋注製剤が2022年1月に保険収載され使用可能となりました。早期梅毒であれば1回の筋肉注射、後期梅毒でも3回の筋肉注射で治療が可能です。 残念ながらきつかわクリニックでのお取り扱いがないため、治療が必要な患者さまは医療連携にて基幹病院にご紹介させて頂いております。
治療効果の判定は、抗カルジオリピン抗体価の減少と臨床所見での経過観察を行ないます。効果判定の時期は病期によりことなりますが、早期顕性梅毒では3~6か月後に抗カルジオリピン抗体価の減少をまず確認しています。

予防としては、感染力の強い第I期や第II期の患者さんとの性行為や疑似性行為を避けることが基本です。 完全でないもののコンドームの使用は予防効果があることが示唆されています。

梅毒でよくある質問

Q 梅毒はどのくらいで症状が出るの?

A 感染の機会から3週間で症状がではじめます。ただし、全く症状が出ない場合もあるので、心あたりがある方は無症状でも検査をすることをおすすめします。

Q 不治の病気なのでしょうか?

A お薬で完治させることが出来ます。早めに治療を受けに病院へいきましょう。感染から3ヶ月以内に治療を開始することをおすすめします。

Q 梅毒は一度なるとその後は感染しないのでしょうか?

A 感染した人には一定の抗体がありますが、再感染を予防できるわけではありません。
適切な予防策(コンドームの使用等)が取られていなければ、再び梅毒に感染する可能性があります。



2018年2月28日作製 2022年3月7日更新

外来受付時間
8:30~12:20 radio_button_unchecked radio_button_unchecked radio_button_unchecked radio_button_unchecked radio_button_unchecked remove remove
14:20~18:00 radio_button_unchecked radio_button_unchecked radio_button_unchecked radio_button_unchecked radio_button_unchecked remove remove


star休診日/土日祝
※診療時間内であっても受付時間が午後6時を過ぎると、
夜間加算として約150円(3割負担の場合)ほどかかります。

住所 〒108-0014  東京都港区芝5丁目-31-16 YCC田町ビル4階 facebook

外来受付時間
8:30~12:20 radio_button_unchecked radio_button_unchecked radio_button_unchecked radio_button_unchecked radio_button_unchecked remove remove
14:20~18:00 radio_button_unchecked radio_button_unchecked radio_button_unchecked radio_button_unchecked radio_button_unchecked remove remove
★休診日/土日祝

〒108-0014  東京都港区芝5丁目-31-16 YCC田町ビル4階