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HOME>診療内容>保険診療>泌尿器科>女性泌尿器科>過活動膀胱
過活動膀胱とは、尿をためる膀胱の機能障害です。通常、膀胱は200cc~500ccほどで尿を出しますが、過活動膀胱は、排尿筋が過剰に収縮してしまうため膀胱にたまる尿量も少なくなり尿をガマンすることが難しくなります。その結果、急に我慢できないような尿意を感じたり、トイレの回数が増えたり、おしっこを我慢できず漏らしてしまうなどさまざまな排尿トラブルが起こります。最近では様々なことが判明しており、症状の軽い場合はお薬を使わないで症状のコントロールができることもあります。また、以前はどんな薬でも効果がなく治療に難渋していた患者さまでも、有効な治療法が出てきています。ここでは、港区きつかわクリニックで過活動膀胱を疑う患者さんにどのような検査を行い、どのように治療しているかを解説していきます。
上記の症状が 1 つ以上ある人は「過活動膀胱」の可能性があります。
きつかわクリニックでは過活動膀胱の症状の程度を調べるための過活動膀胱症状質問票(OABSS)を用います。 そして他の病気の可能性も含めて、膀胱の状態を調べるための検査を行います。
きつかわクリニックでは、Webで事前に問診票の入力ができます。前日までに入力いただければ待ち時間の短縮になりますのでご活用ください。他医で治療中や検査をした患者さまに関しては、必要な検査を相談しながら行います。そのため下記の流れとことなる場合もございます。また、同じ検査の繰り返しとなることもありますがご理解の上、受診をお願いいたします。
膀胱炎や腫瘍性病変の可能性の有無を調べます。
膀胱結石や水腎症なとの粗大病変の除外をします。また、残尿量を測定し機能的膀胱容量の減少の有無を確認します。
以上で初回の診察は終わりです。
排尿状態を確認するにはとても参考になります。毎回計量カップで尿量を測り2-3日間記録します。
尿意の強さ、失禁の有無、飲水や飲酒など飲んだ水分の量も記録します。
1日の尿量や1回の排尿量がどれ位なのかを知る重要なデータです。
きつかわクリニックでは治療方針決定に非常に重要な検査と考えています。
排尿日誌について詳しくはこちら»
女性の方で行なう場合があります。
前回の超音波検査の一連の検査として、膀胱に尿がたまった状態で尿道、骨盤底筋などを超音波検査で観察します。同時に骨盤底筋の動きを確認しています。(検査代は一連の検査となりますのでかかりません。)
一回の排尿量、尿の勢い、排尿時間を調べます。
以上で過活動膀胱の診断が概ね可能です。簡単な検査が中心ですので、気になる症状があればお早めに泌尿器科専門医のきつかわクリニックでご相談ください。
過活動膀胱と似た症状を持つ疾患に、尿路感染症や尿路結石、膀胱がん、間質性膀胱炎、心因性反応、排尿障害による残尿、薬の服用による尿量の増加、多量の水分摂取、糖尿病や腎機能障害などもあげられます。 身体所見や尿検査を行うことで、ほかの病気の早期発見につながることもあります。そのためにも気になる症状があったときは泌尿器科専門医へ相談しましょう! 上記の様な気になる症状があればお早めに泌尿器科専門医のきつかわクリニックにご相談ください。
きつかわクリニックでは、簡単に実践できる生活の工夫から、骨盤底筋体操を中心とした磁気治療器のニコウエーブや干渉波治療器のウロマスターを使った理学療法、様々な内服薬や日帰り手術であろるボツリヌス毒素膀胱壁内注入療法など幅広い治療で対応しています。
排尿日記を参考に患者さん個別の飲水指導を行います。カフェインを含む飲み物を避け、水分摂取量を調整することで、尿量を調節します。ただし、過度な水分制限は禁物ですので、医師とよく相談しながらおこないます。また、食事指導、運動の指導をさせておこないメタボの改善、体重減少をめざします。過活動膀胱の治療で、もっとも基礎になるのが生活習慣の改善と考えています。
トイレに行く間隔を少しずつ長くするよう意識することで、少しずつ膀胱の容量を大きくする目的で行います。 尿がガマンし、尿意を感じてもトイレに行かないなどのトレーニングを行なうことにより、オシッコを長く溜められるようになる可能性があります。しかしながら、尿をガマンする時間は人により異なり、中にはガマンをすると良くない方もいらっしゃいます。そのため、排尿状態の評価をしっかりおこなった上での開始をお勧めしています。
機能の弱まった膀胱や骨盤底筋を鍛えることによって、尿トラブルの症状を軽くすることができます。 膀胱訓練と一緒に行うと効果的です。より効果的なトレーニングを行うためにバイオフィードバックを利用した筋電図計マイオトラック3を用いた骨盤底筋トレーニングも可能です。泌尿器科専門医のきつかわクリニックでは、さまざまなリフレットやDVDを完備し、わかりやすい指導を行っております。
電気や磁気で刺激を与えて、骨盤底筋の収縮力を強化し、膀胱や尿道の神経のはたらきを調整する治療です。
過活動膀胱だけでなく、腹圧性尿失禁にも効果があると言われています。港区きつかわクリニックでは、骨盤底磁気刺激器(ニコウエーブ)による骨盤底筋領域の神経刺激療法を行っております。また、腹圧性尿失禁を伴う場合には、電気刺激装置(ウロマスター)による干渉低周波治療法の併用も行います。
過活動膀胱の治療は、まず薬物療法を行うのが一般的です。抗コリン薬、β刺激薬、漢方薬を使用しています。ベータ刺激薬は副作用が少なく、高齢者にも安心して使用出来ます。薬物療法は症状を軽減させる対症療法です。自分でリハビリ、トレーニングを続けることが大切になります。
前述のくすりによる治療や行動療法を行っても効果が不十分であったり、副作用などで既存治療が適さない患者さんが受けることが出来る治療になります。2020年4月より保険に収載されました。膀胱内の筋肉を緩める作用のある治療薬(ボツリヌス毒素)を使用します。膀胱鏡を用いて、膀胱の筋肉に治療薬を注射し、膀胱な異常な収縮を抑えることが出来ます。これまでの治療が無効であった患者さんでも、50-60%の症状の改善が見られますが、時間と共に効果の減弱がみられるため繰り返し治療が必要となります。
過活動膀胱の治療では上記の、薬の服用、体操や排尿日誌の継続、水分制限といった日常生活における「行動療法」を併用して行うことが多いです。東京都内にあるきつかわクリニックでは、立地条件を活かして、まず生活指導、骨盤底体操、薬物療法をおこない骨盤底刺激療法の併用も行なっております。こうして少しずつ訓練を積み重ねることにより、尿をためる量が徐々に増え、頻尿の改善につながります。これらで効果が感じられない場合、ボツリヌス毒素膀胱壁内注入療法と言う日帰り手術の選択も可能です。これまでいろいろ内服を試したが、効果の実感できない患者さまは一度、きつかわクリニックでご相談ください。
きつかわクリニック 泌尿器科専門医 吉川慎一
2013年8月作成 最終更新 2021年8月4日
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