冷え症|日常生活と漢方療法|きつかわクリニック

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冷え症と漢方療法

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冷え症はよく聞く病気の名前ですが、西洋医学では明確な定義はありません。過半数以上の女性にみられると報告されています。筋肉は血流が多く熱を生み出すため、筋肉の少ない女性の方が冷えやすいと言われています。
明らかな原因のない冷え症の場合、生活指導や食事指導とともにきつかわクリニックでは漢方療法をお試しいただいております。
大まかに当院で行っている漢方療法について記載をしています。まずは冷え症のタイプを把握して、病態や症状にあった漢方薬を選択しています。漢方については同じ症状でも患者さんの体質や訴え方はもちろん、お困りごとと関係ないと思われるような他の症状を参考に処方を決めることも多いです。

冷えのタイプ

Ⅰ 全身型

全身が冷えるタイプです。体内の熱生産が低下し、新陳代謝が低下。その結果、冷えを引き起こしています。食欲や気力が失われ、疲労感や倦怠感が生じることも多いです。

Ⅱ 四肢末端型

手足の先の血液の循環が低下して手足に冷えを感じるタイプです。10~20代女性に最も多く、疲労や無理なダイエットが原因のこともあります。しもやけやたちくらみ、ニキビ、月経トラブルがみられることもおおく、筋肉量も低下しています。

Ⅲ 上熱下寒型

気や血の巡りが悪く、滞った状態で上半身がのぼせて、下半身が冷えるタイプです。顔のほてりで冷えとは気づきにくいですが、イライラ、頭痛、顔のほてり、肩こり、肌荒れのほか、月経トラブルや便秘が起こることもあります。

Ⅳ 体感異常型

ストレスで自律神経に影響がでて、血流が悪くなり冷えを感じるタイプです。疲れているのに眠れない、集中力がなくイライラする、食欲不振、胃痛などの症状がみられます。

Ⅴ 症候型

頭痛や腰痛、肩こり、アレルギーなどの具体的な症状があり、それらの不調の裏に冷えがかかわっているタイプ。

生活改善と漢方薬

どのタイプでも、睡眠を十分にとり、休息する、定期的な運動や夜更かしはしないようにすること、スマホやPCなどで目を酷使しないよう注意することは大切です。

Ⅰ 全身型

  • •腹巻き、レッグウォーマー、スカーフで冷えないようにしましょう。
  • •冷飲冷食を避け、温かく消化の良いものを腹八分目で食べましょう。
  • •バランスの良い和食で、生姜、ネギなどの陽性(体を温める性質)食品を積極的にとりいれましょう。
よく使用する漢方薬

八味地黄丸、大建中湯、補中益気湯

Ⅱ 四肢末端型

  • •筋トレを頑張りましょう。
  • •しっかり湯船につかりましょう。足湯や手浴もおすすめです。
  • •プルーン、ナツメ、クコの実などのドライフルーツや黒豆、黒ごま、ひじきなどの黒い食材もおすすめです。
よく使用する漢方薬

当帰四逆加呉茱萸生姜湯、当帰芍薬散

Ⅲ 上熱下寒型

  • •スクワットなどで下半身の筋肉を強化しましょう。
  • •長時間同じ姿勢や座りつづけることはやめましょう。
  • •緩めの服を着ましょう。
  • •口が乾いたり顔が熱くても水分の摂りすぎに注意してください。
  • •冷飲・冷食、甘いもの、高脂肪のものを控えて、青魚、野菜、酢などを積極的にとりましょう。
よく使用する漢方薬

桂枝茯苓丸

Ⅳ 体感異常型

  • •気分転換し、ストレスをためないことが大切です。
  • •短時間でも自分の時間を作りましょう。
  • •ヨガや太極拳、ストレッチなどのゆっくりとした運動を取り入れましょう。
  • •長めの入浴、アロマなどでリラックスしましょう。
  • •香りの高いレモンやしそ、みょうが、ミント、香草なども効果的です。
よく使用する漢方薬

加味逍遙散、抑肝散

Ⅴ 症候型

  • •腹部やみぞおちを腹巻きやカイロなどであたためましょう。
  • •温かい食べ物をとり、冷飲・冷食を避けましょう。
よく使用する漢方薬

症状にあわせて処方をしています。

冷え症についてはこちらから»







きつかわクリニック 泌尿器科専門医/漢方専門医 藤﨑章子


2022年6月作成 最終更新2022年6月3日

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