前立腺肥大症とは?

前立腺肥大症とは?

前立腺とは男性特有の臓器で、膀胱と陰茎の間にある臓器で尿道をぐるりと取り囲むように存在しています。
前立腺の形は栗のようで、体積は大凡20ccです。
前立腺肥大症とは、この前立腺が肥大して、あるいは前立腺の筋肉が過剰に収縮することで尿が出にくくなるなど、男性特有の排尿トラブルを引き起こす原因となっています。
主な症状は、尿をする回数が多い(1日8回以上)、急に尿がしたくなって、がまんが難しい、がまんできずに尿をもらす、夜何度もトイレに行く、尿が出にくいなどです。
肥大した前立腺や過剰に収縮した前立腺の筋肉が尿道を圧迫し、おしっこが出にくくなりこのような症状となって現れるのです。
日本の55歳以上の男性の2割、5人に1人に前立腺肥大の症状があることがわかっています。
その割合は年齢と共に増加することが明らかになっています。
前立腺が肥大するはっきりした原因はわかっていませんが、男性ホルモンの影響とも言われています。
男性の頻尿の原因で一番一般的なのは、加齢による前立腺肥大症であると言われます。
しかし前立腺が肥大しても症状がなければ、前立腺肥大症には当てはまりません。
症状があって初めて前立腺肥大症として診断されます。

前立腺肥大症の主な症状

◆頻尿
昼間起きている間の尿の回数が異常に増える状態です。一日8回以上排尿ののためにトイレに行く状態を指します。
◆残尿
排尿しても膀胱にまだ尿が残っている状態です。残尿があるとすっきりしないと感じ、残尿感があります。
◆尿意切迫感、切迫性尿失禁
突然に強い尿意を覚えることを尿意切迫感と言います。さらに我慢できずに尿漏れしてしまうばあいは切迫性尿失禁と呼びます。
◆排尿困難
おしっこをしようとしてトイレに入り、排尿できる状態になってもなかなか排尿できない状態です。
正常であれば数秒で排尿が始まりますが、排尿困難になると排尿の開始まで1分ほどかかるケースもあります。
◆腹圧排尿
おなかに力を入れないと尿が出ない状態をいいます。
◆尿線細小(尿勢低下)
前立腺が尿道を圧迫し、おしっこの線が細くなったり、尿線がバラバラになってちがう方向へ飛んでしまったりします。
◆尿線途絶
尿が途中で途切れることをさします。
◆夜間頻尿
就寝後に1回以上排尿のために起きる状態をいいます。

夜間頻尿について詳しくはこちら»

前立腺肥大症の多くのは命に関わることはありません。
しかし頻尿で十分な睡眠がとれない、トイレが気になって仕事に支障がでるなど、御本人にしては非常に深刻な悩みです。

排尿障害などで日常生活に支障がある場合、些細なことでもお気軽に港区泌尿器科専門医のきつかわクリニックでご相談ください。

前立腺肥大症の検査

泌尿器科専門医のきつかわクリニックでの検査手順
問診表の記載と問診
どんな症状で困っているのかをお気軽にお話ください。
国際前立腺症状スコア(I-PPS)という症状の程度を調べる質問票を使って、症状とその程度を点数化します。

尿沈査検査
尿の中の成分を顕微鏡で観察し、尿に炎症性疾患、尿路上皮がんを除外します。

採血検査
前立腺がんの除外や腎臓の機能の評価を行います。

直腸診を含めた泌尿器科専門医による診察
前立腺がんや前立腺炎を除外する目的でおこないます。

尿流量測定、残尿測定
排尿状態を数値で評価します。

超音波検査
前立腺体積や前立腺の形体を測定します。
(経腹的に行う場合と、詳しく測定する場合は経直腸的に行います。)

オプション検査
膀胱尿道鏡検査(膀胱・前立腺部尿道の観察)を行うこともあります。

前立腺肥大症の治療

前立腺肥大症や過活動膀胱の治療は、それほど重症でなければ、まず薬物療法を行います。
それでも症状の改善が思うように得られない場合に限って手術やその他の治療法を考えるのが一般的です。
前立腺肥大症の薬物療法には、おもに「α1受容体遮断薬」「抗男性ホルモン薬」「漢方薬、植物製剤」などがあります。

泌尿器科専門医のきつかわクリニックで行っている治療

経過観察

軽症の患者さんでの治療の選択しです。
症状悪化や合併症がみられるときは速やかに適切な治療に入れるように経過観察をいたします。

薬物治療

重症度が軽症から中等症の患者さんが適応となり当院での主治療法になります。
PDE5阻害薬
前立腺、周囲の血流および酸素供給を増加させ、前立腺の筋肉を弛緩させることによって前立腺肥大症に伴う排尿障害の症状が緩和されると考えられています。
欧米では前立腺肥大症治療の主流となっています。
詳しくは 前立腺肥大症治療薬 > PDE5阻害薬の項をご覧ください。
α1受容体遮断薬
膀胱頚部、前立腺の平滑筋弛緩により排尿状態を改善したり、膀胱刺激症状を緩和します。比較的効果発現が早く、中長期の効果もあります。
抗男性ホルモン薬
前立腺容積の縮小が期待できます。効果発現までに時間がかかります。
漢方薬、植物製剤
これらの薬は症状をやわらげるために使われます。一般的に副作用は少ないですが、効き目もゆるやかにあらわれます。

薬の効果は症状が軽いほど高く、治療せずに放置して悪化すると、薬物療法では症状が改善されない場合もあります。
お悩みでしたら、軽傷でもお気軽に港区泌尿器科専門医のきつかわクリニックでご相談ください。

医院概要

診療科目
泌尿器科・内科・在宅医療
住所
〒108-0014
東京都港区芝5丁目-31-16 YCC田町ビル4階
電話番号
予約専用:050-5846-6397
代表電話:03-3451-1731

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外来診療時間
外来診療時間
8:30~19:30
★土曜:9:00~13:00、休診日 日曜日、祝日
◎医師の御希望がある場合は、予約の際にご指定ください。
※診療時間内であっても受付時間が午後6時を過ぎると、夜間加算として約150円
 (3割負担の場合)ほどかかります。

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