夜間頻尿とは?

夜間頻尿とは?

夜間頻尿とは、就寝後におしっこに行くという悩みがあり、そのことで日常生活に影響がでている状態を指します。
健全な日常生活を営む上で、十分な睡眠をとることは大事なことです。

夜間頻尿に悩む人は年齢とともに増加します。
夜間の排尿回数も増え、そのため昼間の生活にずいぶん影響がでてきます。
夜間頻尿の原因が前立腺肥大症で男性だけの問題と思われがちですが、実際は女性の患者さんも多く、男女差はほとんどありません。

夜間頻尿は、夜間の排尿によって慢性的な睡眠不足が起こります。
そのため、日中の眠気で日常生活に多大な影響がでることがあります。
夜間、寝起きでトイレに行く回数が増えることは、転倒によるケガや骨折の原因となります。
つまり夜間頻尿が原因で寝たきりのになる場合があると言うことになります。

夜間頻尿の原因

主な原因は大きく3つ挙げられます。
夜間の尿量が増加する夜間多尿と一回の尿量が低下する機能的膀胱容量の減少睡眠障害が挙げられます。
いずれも加齢によって増悪します。

夜間多尿とは夜間の尿量の多い状態をいいます。
若い人は、尿は日中にほとんど作られます。
年をとり心臓や腎臓の働きが低下すると、夜間に作られる尿量が多くなってしまいます。
そのため夜間の尿量が多く、夜間多尿となります。
高齢になると夜間の尿量を減らす抗利尿ホルモンがの分泌が低下したり、十分に役割を果たさなくなるのが原因のひとつです。
さらに水分摂取とも関係します。水分は飲料だけではなく、食物にも多く含まれています。
自分で思っている以上に過剰な水分の接種があり、体にたまっている方もいらっしゃいます。
高血圧や心臓病などのお薬が、原因で夜間多尿になる場合もあります。

機能的膀胱容量の低下とは、膀胱の容量が通常の量より35%ほど低下した状態をいいます。
一回に膀胱にたまる量が少なくなると、全体の夜間の尿量が同じでもトイレに行く回数が増えます。
機能的膀胱容量の低下の原因には前立腺肥大症、神経因性膀胱、過活動膀胱、間質性膀胱炎などの疾患が原因で挙げられます。
前立腺肥大症は男性特有の病気ですが、過活動膀胱、間質性膀胱炎、神経因性膀胱などは女性にも多くみられる疾患です。

睡眠障害は特に高齢者で見られます。眠りが浅く、ちょっとしたことで目が覚めてしまします。
外来で診察しておりますとトイレに行きたくて起きるのか、目が覚めるからトイレに行くのか、わからない人も多く見受けます。
また、睡眠障害にはうつ病や不眠症などの精神的な病気以外に、睡眠時無呼吸症候群や、むずむず足症候群等の多くの病気が関連している場合もあります。

夜間頻尿の診断

排尿日記と呼ばれる尿の記録を記載していただきます。
排尿日誌には1回ごとの排尿時刻と排尿量を起床から翌日の起床前まで記載します。
排尿日誌をつけることで、排尿時間と排尿量から排尿の状況が詳細にわかります。
(港区のきつかわクリニックでは、専用の記録用の冊子とメモリ付容器をお渡ししております。)

夜間頻尿の治療

夜間頻尿の治療は、原因により対処が異り、原因ごとの適切な治療が必要です。
まず原因を知ることが重要です。治療・改善できるものから直していくのが現実的す。
その原因究明のためには、排尿日誌がとても役立ちます。

夜間頻尿の主原因が過剰な水分摂取であれば、飲水に関する指導を行います。
血圧が高い高血圧症や循環器的な原因の場合は、循環器の治療を要します。
膀胱容量の低下が原因の場合は、その原因となる病気検出し、その治療に必要な療法を行います。
睡眠障害が原因の場合は、不眠の原因となる病気を治療し、生活習慣の改善をおこないます。

夜間頻尿は、根底に加齢があり、さらに原因が複雑なため、改善しにくい方もいらっしゃいます。
最近は効果が認められているお薬もあります。
お悩みでしたら港区泌尿器科専門医のきつかわクリニックでご相談ください。

医院概要

診療科目
泌尿器科・内科・在宅医療
住所
〒108-0014
東京都港区芝5丁目-31-16 YCC田町ビル4階
電話番号
予約専用:050-5846-6397
代表電話:03-3451-1731

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